かに座のCancer(かにざのきゃんさー)

あるところに、かに星座せいざもとらす、かにのおんながいました。おんな名前なまえは「キャンサー」です。キャンサーは、とてもやさしくて、おもいやりのあるおんなでした。


ある、キャンサーは、うみうえで、おおきなあらしきたのをました。あらしは、どんどんおおきくなり、うみくるいました。
キャンサーは、あらしこまっているひとがいないか、心配しんぱいになりました。そして、うみうえてみると、たくさんのひとが、あらしこまっていました。
キャンサーは、すぐに、こまっているひとたすけにきました。キャンサーは、力持ちからもちだったので、おおきないわをどかしたり、おぼれそうなひとたすげたりしました。
キャンサーは、ずっと、こまっているひとたすつづけました。そして、あらしったのちも、キャンサーは、こまっているひとたすつづけました。
キャンサーのやさしさとおもいやりは、うみのみんなにわたりました。そして、キャンサーは、かに星座せいざ守護者しゅごしゃとして、みんなからあいされるようになりました。


ある、キャンサーは、うみなかで、おおきなたからばこつけました。宝箱たからばこけてみると、なかには、うつくしい宝石ほうせきがたくさんはいっていました。
キャンサーは、宝石ほうせきをどうしようか、まよいました。宝石ほうせきれば、たくさんのおかねはいるでしょう。でも、キャンサーは、宝石ほうせきることにすすみませんでした。
キャンサーは、宝石ほうせきを、こまっているひとたちのために使つかいたいとおもいました。キャンサーは、宝石ほうせきらずに、こまっているひとたちにけてあげることにしました。
キャンサーは、宝石ほうせきを、うみなかひとたちや、りくうえひとたちにもけてあげました。キャンサーは、宝石ほうせきけてあげることで、みんなをしあわせにすることができたのです。

キャンサーは、かに星座せいざ守護者しゅごしゃとして、これからも、こまっているひとたすつづけ、みんなをしあわせにしつづけました。

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