ある所に、おひさまが好きな、「エアリーズ」という男の子がおりました。エアリーズは、いつもおひさまに向かって、笑顔で手を振り、歌を歌っていました。
ある日、エアリーズは、公園で遊んでいる時に、空に大きな星座を見つけました。
「わぁ!きれい!」
エアリーズは、星座に見とれていました。
「あの星座は、何だろう?」
エアリーズは、星座に尋ねました。
「ぼくの名前は、牡羊座だよ」
星座は、そう答えました。
「牡羊座って、何?」
エアリーズは、わかりませんでした。
「ぼくは、12星座のひとつなんだ」
牡羊座は、そう説明しました。
「星座って、何?」
エアリーズは、またわかりませんでした。
「星座は、空に見えるきれいな形の星の集まりなんだ」
牡羊座は、そう教えてくれました。
エアリーズは、牡羊座の話に興味を持ちました。
「牡羊座って、どんな星座なの?」
エアリーズは、牡羊座に尋ねました。
「ぼくは、とても元気で勇敢な星座なんだ」
牡羊座は、そう答えました。
「なぜ、元気で勇敢なの?」
エアリーズは、不思議そうに尋ねました。
「それは、ぼくの誕生日が、春の初めだからだよ」
牡羊座は、そう答えました。
「春は、新しい始まりの季節だから、ぼくも新しいことに挑戦したり、困難に立ち向かったりするのが好きなんだ」
エアリーズは、牡羊座の話に、とても共感しました。
「ぼくも、牡羊座みたいな、元気で勇敢な男の子になりたいな」
エアリーズは、そう思いました。
エアリーズと牡羊座は、お互いに友だちになりました。
エアリーズは、牡羊座から、たくさんのことを学びました。
そして、牡羊座のように、元気で勇敢な男の子になっていきました。
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